くりーむぱんが食べたい

おたくが取り留めのないことを徒然なるままに綴るブログです。

きっと一生忘れない

 

 

明後日、NEWSのニューシングル「EMMA」が発売される。そのEMMAにはカップリング曲として8人、及び6人で歌っていた曲の4人版の音源が収録されるという。私はフラゲで火曜日にCDを購入する予定なので、その前に今のNEWSについて考えていることをまとめておこうと思い、今回ブログの編集画面を開いた。

 

 

まず、先日見たシゲのクラウドで感じたことを綴っていきたい。

「後悔のない未来のために後悔の今を生きるべきだなぁ」

という一文がとても面白いなと感じた。何ともシゲらしく、なかなか哲学的な言葉だと思う。また、

 

「年末年始は沢山テレビに出られた」

「4人でもどんどん出たい」

「僕は過去に囚われたがる傾向にあるからな笑」

「未来へ進む!今年から!」

 

以上の言葉を見て、シゲが前を向いているんだというのが伝わってきた。文章を読んだだけなのに、風が吹いているように感じた。「動」が伝わってきた。

 

2016年にようやく「NEWS」になれたんだよ、と先日のコヤシゲ夜会で言っていたシゲくん。やっと、止まっていた時が動くのだろうか。どこか2011年に置き去りにされていて、でもそんな自分を無理矢理にでも動かさないといけないくらい仕事が多かった2016年のNEWS。 

仕事をしていくうちに、立ち止まってなんかいられなくなって、引っ張られていったのかな。それがすごく、切ないようで嬉しい。

皆それぞれ4人になったことへの想いを抱えている。そんな中でシゲは多分、NEWSの人数が少なくなってしまったことをメンバー内でも一番引きずっていて、それを表に出している人だ。寂しい、〇〇人時代も好きだったのに…こんな感情を持っているファンは大勢いる。私もちょっぴりそう。今でも4人で歌っている2010年までの曲を聞くと「声が足りないな…」「あ、ここ、□□くんが歌うんだ…」などと思ってしまう。シゲはそんなファン達と一番近い感情を抱いているのではないかと思っていた。

 

だからこそ、そんなシゲが前を向き始めたことが。切ないようで、寂しいようで、すごく嬉しいんだ。

この傷が癒えることはきっと一生無い。傷痕はずうっと残る。心が痛んだ事実があったことは消えない。それでもいつか古傷は痛まないようになっていく。その日に向かって、歩き始めたのだろう。

 

 

次に、EMMAのカップリング曲と正月に放送していた櫻井・有吉THE夜会のコヤシゲトークの話を綴ろうと思う。

2017年のファーストシングルEMMAには、カップリングとして4人版のさくらガールとI・ZA・NA・I・ZU・KIの音源が収録されるらしい。私はこれを聞いたときに家でぼろぼろ泣いてしまった。私が最初に知った2曲の歌声には、もっと多くの声が含まれていた。

勿論4人になってからのコンサートで披露された歌声は聴いていたのだけれど、寂しくて…。でも何か意味があるから再録するんだろうな、とは思っていた。意味を考えたいと思った。

 

そんな折、正月のコヤシゲ2人の夜会トークを見て。再録する意味を理解した。

2年前の夜会では「苺のないケーキって言われたけど、スポンジケーキうめぇから!」なんて言っていたシゲが、今度は「俺らもうショートケーキの苺だよ!」と言っていた。こんなにも前向きになって、4人のNEWSを認め、受け入れ、お互いを良い意味で心配しなくなっていき仕事がどんどん楽しくなっていることが、とっても伝わってきた。

正直以前までの発言は少し強がっているのが伝わってきていたのだが、今回の発言には強がりがあまり伝わってこなくて。それが心強くて。

 

NEWSはテゴマスとコヤシゲのシンメ2つに分かれている。色々なところで謳われていることだけれど、テゴマス2人は歌という明確な武器を持っている信頼のおける仕事仲間だ。コヤシゲ2人は、テゴマスとしてだけでもやっていける彼らを見て、焦燥感や不安を抱いていたのだろう。某所でテゴマスは戦友、コヤシゲは親友だと表されていた。それがとてもしっくり来るなと感じていた。コヤシゲは戦友であるテゴマスに対して、憧れや劣等感を抱いていたのだろう。

それでもあの夜会を見て、2人はお互いの劣等感を認めることが出来たのだと感じた。劣等感は、認めてあげられたときにやっと向き合えるものだと思っている。慶ちゃんは「山Pと亮ちゃんがNEWSの看板を背負ってくれていたよね」と発言していた。きっとこれも、今だから言えたこと。どこか負けていると強く悔しさを感じている最中は、なかなか言えない言葉だと思うから。

 

 

とにもかくにも。夜会やクラウドを見て、コヤシゲ2人に、「焦燥感」「恐怖」といったものが消えたことを感じた。代わりにやってきたのは「自信」だ。テゴマスには出来ない仕事を、コヤシゲはやってきた。

そもそもバラエティや歌に特化したテゴマスとは畑が違うのだけれど、とにかく真面目さを求められる報道や司会、コメンテーターの仕事が今年はより沢山あった。コヤシゲの性格や魅せ方が生かされた仕事が。それらを経て、きっとコヤシゲにも自信がついたのではないだろうかと思う。あの人たち(特にシゲ)のことだから「不安」はいつまでも付いてくるのだろうけれど。笑

 

そしてコヤシゲに、抜けた山P・亮ちゃんやテゴマスへの劣等感がなくなったからこそNEWSは「2人が抜けたNEWS」から「NEWS」になれたのだろう。長くかかったね。でも、そんな遠回りな貴方達が大好きだよ。2016年、24時間テレビのメインパーソナリティをNEWSがやらせてもらえたのはとても大きな大きなことだったのだなと改めて実感します。これを経たからこそ、NEWSはNEWSになれたのでしょうね。番組が始まる前からハプニングがあったけれど、4人で頑張って番組を繋いでいったことによってより結束したんだろうなぁ。

 

 

私は最初に6人時代のNEWSを好きになってしまったから、その頃を想って流す涙はちょっとまだ拭えない。それでも改めて4人のNEWSを好きになったと思っていたのに、EMMAカップリングの…特にさくらガールの再録の話を聞いてすごく泣いてしまった。寂しい。6人でも4人でも結局好きなんだろうな。

それでも、夜会やクラウドを見て、NEWSが4人でNEWSになったことを思い知ったから私も前を向かなきゃなと思う。シゲと一緒で、後ろを振り返って感傷に浸る癖があるから多分4人版の音源を聞いたらまた泣くんだろうな、とは思うけれど。

そんな一抹の寂しさよりも、今は楽しみのほうが勝っている。単純に考えても昔より格段に歌唱力が向上しているし、きっといいものを聴かせてくれるのだろうね。さくらガールは元々大好きな曲だから、寂しいけれど、本当に本当に楽しみ。歌詞をNEWSと重ね合わせて聴いていたこともあるから余計にね。

 

さくらガールの、

 

「きっと一生忘れない」

 

というフレーズを、私は6人時代のNEWSと当てはめてしまう。私が最初に好きになった頃のNEWSだ。

山Pで興味を抱いた6人いるNEWSのことを、私は忘れられない。でも4人を好きになってしまって、1年くらい複雑でいた。そんな複雑な時期、さくらガールの歌詞はとても沁みた。この歌詞は、全然前向きじゃなくて。去っていった人のことが吹っ切れていなくて。でもすごく綺麗な曲で。4人で歌っている姿が、儚くて。切なくて、痛くて、すごく好きで。そんな終始悲しい歌詞であるさくらガールを、前向きになった4人が歌うって、本当に意味があることだよね。どの曲でもなく、さくらガール。敢えてのこの曲を選んだところに、NEWSの強い意志を感じる。

 

カップリング曲が発表されたときに、Twitterでサーチしたところ「NEWSに置いていかれる感じがする」と呟いていた人を見つけた。改めて4人での音源を残されると悲しくなるという意見を結構見かけた。痛いほど共感した。

しかし、それでもNEWSはついてきてほしいんじゃないかな、と思った。古参ファンをぞんざいに扱っているんじゃなくて、ただ、前に進んでいるだけなんだよ。6人版のさくらガールを想う気持ちはそのまま持っていていいし、いつでも聴けばいい。ついていけない時にはついていかなければいい。無理やり丸ごと愛することが出来るのは聖人君子でない限りなかなか難しいことだ。生きている人を応援するってそういうことだと思う。二次元オタクでもあるからこそ思うんだけど、三次元の人を応援することへの魅力は「その人が変わること」にもあるんじゃないかなぁ。変わらないで、置いていかないで、というのは無理な話。私は好きな人と一緒に年をとって、同じ景色を見れることがとても嬉しい。一緒に変化していきたい。それが出来るのは三次元オタクだけ!とてもお得なことだと思っている。

 

私は山Pと亮ちゃんの、守ってくれるような優しくて格好いい歌声が大好きで。そんな声で歌われているさくらガールが大好きだから、こっちも今まで通り沢山聴いていくつもり。でも4人で歌うほうもすごく楽しみで。

敢えてラジオで流れたという音源は聴いておりません。KちゃんNEWS以外は聴けない地域に住んでいるのでそれもあるけれど、CDを買って、そこで初めて聴きたいと思っている。とにかく力強いのかな?それとも曲の悲壮感が増しているのかな?あぁもう楽しみ!

 

 

それと、最後にもうひとつ。翔さんが司会を務めている夜会で出た…時間がなく勢いで出た言葉ではあるのでしょうが慶ちゃんの「嵐になりたい」という発言。あれ、嬉しかったです。嵐ファンの私も、NEWSファンの私もどっちも嬉しいと感じました。

ネットで見ていると「NEWSへの愛を散々語った後に嵐になりたいってww」みたいな意見を沢山見かけたけれど、そのままの意味じゃなくて「嵐みたいな老若男女いろんな人に認知されていて人気なグループになりたい」という意味だよね?いいねぇー、ビッグスターだ。まず嵐ファンなので後輩NEWSのリーダーにそう思われている嵐っていう関係性もなかなかグッと来る。

 

SMAPの草彅くんに憧れて大学で韓国文化についての卒論を書き、嵐の翔くんが切り開いたキャスターという道を誠実に進んでいった小山慶一郎さん。憧れの先輩が沢山いて、NEWSが大好きで大好きで、憧れの先輩のようになりたくてNEWSとしてトップを目指し続けている慶ちゃん。その姿勢が大好きだなぁ。

 

慶ちゃんが憧れた先輩たちは、個々の活動がしっかりとしていて、されどそれをグループに還元できている人たち。今のNEWSは4人ともがそうなってきているよね。だから、なれるんじゃないかなぁ。そんなに簡単にできることではないからまだまだ時間はかかると思うけれど、それを見守っていける今後の人生が楽しみです。

 

 

昔。それこそ私が嵐を好きだなぁとなんとなく思い始めた頃。嵐が初めて24時間テレビのメインパーソナリティになりました。2004年の話です。その24時間テレビでは、最後に相葉くんがメンバーそれぞれへ手紙を書いていて、それを読んだ後に「俺らがいつも口を揃えて言ってるトップになりたいって夢絶対叶えようね」「嵐で良かった」と述べてメッセージを締めている。

残念ながらその頃まだ小学生だった私はそれを覚えておらず(酷い)8年ほど経って嵐にドハマリした後にその手紙の存在を知って「グループ愛が凄い…」「有言実行してるぅぅうぅ…」と感動したんだけれど。

 

 

2004年の、あの頃の嵐を見ているようだな、と直感的に思いました。NEWSはもっともっと上を目指せるグループです。

2017年、NEWSはどんな姿を見せてくれるのかな。たくさん魅せてくれるんだろうな。期待しかないです。トップを目指すNEWSに、幸あれ!